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夏は腸が冷えがち! 腸機能を改善して夏バテを防ごう

夏は冷たいものの食べ過ぎや冷房などの影響で、腸の冷えを招きがちです。
しかし、腸の冷えは夏バテの原因となる危険要素。
まずは腸が冷えることの危険性を知り、夏バテを防ぐ腸機能の高め方をマスターしましょう。
腸の冷えが夏バテを招く!
腸が冷えると動きが鈍くなり、便秘や下痢になりやすくなります。
実はこの便秘や下痢が、夏バテを招く原因となるのです。
女性に多く見られる便秘は腸内に毒素を発生させ、血液まで汚れた状態にします。
その血液が体中をめぐることで、疲れやだるさを感じてしまうのです。
そして下痢は栄養と水分を一緒に排出させてしまうため、栄養不足と水分不足で体をバテさせます。
また、腸が冷えて機能が低下すると、食事の消化吸収もうまくできなくなります。
いくら口から栄養を摂っても、効率よく吸収できずに夏バテを招いてしまうのです。
夏バテを防ぐ! 腸の機能を高める方法

夏バテを防ぐためには、腸の動きから改善することが大切。
腸の機能を回復させる方法を詳しく見ていきましょう。
腸を温める
腸の機能を改善させるためには、まず腸を温めることが肝心です。
夏バテの時こそ、素敵な酵素をお湯で割るなど温かくして召し上がってください。
酵母菌が酵素を作り続けながら腸まで届き、整腸作用を促します。
また、腹巻きをしたり、お腹や腰にカイロを貼っても効果的です。
発酵食品を食べる
発酵食品には善玉菌が多く含まれているため、腸内環境の改善に一役買ってくれます。
納豆、味噌、ヨーグルト、キムチ、甘酒など、さまざまな発酵食品をバランス良く食べるようにしましょう。
ただし冷たいヨーグルトは食べ過ぎるとお腹を冷やすため、食べる量を控えめにするか、レンジで数秒温めてから食べることをおすすめします。
食物繊維を摂る
食物繊維は腸を刺激し、溜まった便や毒素の排出を促してくれます。
なお、食物繊維には「不溶性」と「水溶性」の2種類があり、どちらもバランス良く摂ることが腸の活性化につながります。
・不溶性食物繊維の多い食べ物…豆類、おから、ごぼう、さつまいも、切り干し大根など
・水溶性食物繊維の多い食べ物…りんご、バナナ、きのこ、こんにゃく、アボカド、納豆など
腹式呼吸をする
ゆっくりと腹式呼吸をすると腸に適度な刺激が加わるため、動きを改善することができます。
鼻からゆっくりと息を吸ってお腹をふくらませたら、口からゆっくりと息を吐いてお腹をへこませましょう。
仰向けになってお腹の上に手を置きながら呼吸をすると、より効果的です。
いかがでしたか?
日頃の生活の中にご紹介したような対策方法を取り入れれば、腸の機能を高めて夏バテを防ぐことができます。
今日からさっそく初めて、厳しい残暑を健康的に乗り越えましょう。