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代謝UPが妊娠への近道!妊活中に運動が必要な理由

妊娠を待ち望む女性は常に自分の体を意識して、出来るだけいたわる形で生活を送っていると思います。
妊娠を望むがためにいつも「妊娠しているかも・・」と考え、体を動かすことを避けてしまいがちです。
しかし体を大事にしすぎて運動をしないでいると、逆に妊娠から遠ざかる場合もあることをご存知ですか?
妊活中は適度に体を動かすことが何より大切です。
その理由についてご説明いたします。
まずは妊娠のメカニズムを知ろう!
まず知っておく必要があるのが「妊娠のメカニズム」です。
妊娠が成立するためには、以下のような流れがあります。
①卵巣から卵子が排卵する
②排卵された卵子が卵管に吸い上げられ、精子と出会って受精する
③無事に成長した受精卵が子宮に移動し、子宮内膜に着床する
妊娠成立までにはこれだけのステップがありますが、ここで着目したいのが「排卵」や「着床」です。
正しく排卵し、ふかふかのベットである子宮内膜に無事着床させるためには、母体の健康がとても重要です。
健康な母体を作り上げるためには、適度な運動をするが必要になります。
ここにつながりがあることに気付くことは、実はとても大切です。
妊活中の運動が母体に与える良い影響

では、妊活中に運動をするとどんないい影響が体内で生じるのでしょうか。
・代謝が上がり肥満を防ぐことができる。
(肥満はホルモンのバランスを崩す原因となり排卵障害を
起こすこともある)
・代謝を上げることで体が温まると血行が良くなり、
自律神経やホルモンバランスが整う
・運動で血の巡りをよくすると、子宮の血行も良くなり着床しやすい子宮内膜を作り出す
運動することで得られる効果は「代謝UP」「血行促進」「自律神経とホルモンバランスを整える」という3点だということが分かります。
この3つの効果はすべて妊娠に直結する大切な要素なのです。
この3つの効果により「正常な排卵」「妊娠に必要なホルモンバランス」「整った子宮内膜」が
導かれます。
こうして妊娠と運動の関係を知ると、自然と運動をしようという気持ちになってきませんか?
どんな運動を取り入れればいいのか?

妊活中の体に運動が不可欠であることはよく分かりました。
では、実際にどんな運動を取り入れていけばいいのでしょうか?
<妊活中にオススメの運動>
・ヨガ:血行促進、代謝UPに効果的
・ウォーキング:血行促進、むくみや冷えの解消
・ストレッチ:血行促進、リラックス効果あり
妊活中の運動は決してキツいものではなく、体が心地いいと感じるような運動をすることが大切です。
運動をしていて少し体が火照ったり、体全体が軽くなるのを実感できれば、血流が良くなっている証拠です。
激しい運動は必要ありません。
妊活中は無理せずに続けられる運動を取り入れるようにしましょう。
妊娠したいと願っている女性は自分にとって良かれと思ったことを色々試すものですが、
長く続けられないものだったり、お金がかかるものであったりすることがあります。
しかし、本当に大切なことは何か?と考えると、実はとても単純なことなのです。
運動こそがその単純なことの1つと言えます。
人間の体にいいこと、の基本に立ち戻って考えてみると、妊活に必要なことがわかってくるものです。