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10年後のシミ・シワを防ぐために! 春から始める紫外線対策

10年後のシミ・シワを防ぐために! 春から始める紫外線対策

春は日差しが穏やかだからと、紫外線対策の手を抜いていませんか?
夏に比べると日差しは強くありませんが、春の日差しによる紫外線も実は肌にとても深刻なダメージを与えます。
ケアを怠るとシミやシワを引き起こす大きな原因になってしまうんですよ。

今回はシミ・シワを予防するための春の紫外線対策の方法や、体の内側から「紫外線のケア」をしてくれる栄養素や食材などを紹介していきます。

シミ・シワを予防するために! 春の紫外線を防ごう

シミ・シワを予防するために! 春の紫外線を防ごう


夏とは違い、春は目に見えて肌が赤くなったり日に焼けて褐色になったりということは少ないですが、春の紫外線は静かに肌の奥深くの真皮層にまで届き、細胞を破壊し続けているのです。
真皮層のダメージは肌の弾力を失わせてシワやたるみの原因になります。

また、紫外線を浴びることで作られるメラニン色素が沈着することでシミやソバカスが濃くなってしまう危険もあります。
この、肌の奥深くまで浸透してしまう紫外線はUVA(紫外線A派)といって、気温とは関係なく一年を通じて照射量が大きく変化しません。
中でも4~5月はもっとも量が増える時期です。 UVAは雲やガラスも透過するため、曇りや室内にいる時にも油断はできません。
普段から日中は、日焼け止め効果のある下地クリームやファンデーションを重ねて使用するようにしましょう。

レジャーやアウトドアなどで長時間外に出ているような場合には、UVカットの下地やファンデーションだけでなくPA+++程度の日焼け止めクリームなども併用する ことをお勧めします。
日焼け止めに加えて日よけ帽子や手袋、日傘など使用することで、より効果的に紫外線カットすることができます。

内側からも紫外線対策! 紫外線ダメージを抑える栄養素

内側からも紫外線対策! 紫外線ダメージを抑える栄養素

外側からの紫外線ケアが最も大切ですが、浴びてしまった紫外線によるダメージは食べ物で内側からケアしましょう。

紫外線によるシミやシワを防ぐためにしっかりと摂りたい栄養素は、何と言ってもビタミンCです。
体に貯めておくことができない栄養素なので、なるべく毎日積極的に摂るように心がけましょう。
いちごやキウイなどの果物に多く含まれています。

皮膚や粘膜を保護し肌を強くするβカロテンは、肌の老化を効果的に防いでくれる栄養素です。
にんじんやかぼちゃに多く含まれます。

強い抗酸化作用を持つビタミンE(ナッツ類やアボカドなど)や、皮膚の代謝を促すビタミンB2(卵・納豆・牛乳など)なども 紫外線ケアのために積極的に摂っていきたい栄養素です。

春の食材で言えばトマトとブロッコリーが特にオススメ。
トマトの中にはβカロテン、ビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれています。

また、トマトに含まれるリコピンという成分はビタミンEの数百倍の抗酸化作用があり、紫外線によるメラニン生成を抑えてシミやソバカスを防いでくれます。
ブロッコリーはビタミンCの含有量がレモンの2倍ととても高く、βカロテンやビタミンEなども含まれています。
フィトケミカル「スルフォラファン」も含まれ、抗酸化作用の高い食材ですのでぜひ積極的に取り入れてみてくださいね。

春に意識したい紫外線ケアを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
紫外線対策を徹底することが、10年後のシミやシワの予防につながります。
内側からも外側からも紫外線対策をして、若々しいお肌を守っていきましょう。