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【冷え性】は不妊の原因にもなる!【冷え対策】は必須

「赤ちゃんがほしい」
そんな切実な悩みを抱えている女性はとても多いです。
「病院で検査をしてもはっきりと原因が見つからないにも関わらず、妊娠に至らない夫婦一説には、全体の約20%にものぼると言われています。
毎日病院に通ってタイミングをとっても妊娠しない、卵子が発育しづらい、精子に元気がないなどの理由で人工授精、体外受精へとステップアップしても、なかなか結果に結びつきません。
不妊治療中は精神的な負担もかなり大きいものです。
「冷え性」ではありませんか?

病院でも原因が特定できない場合、冷え性が生殖機能を低下させ、不妊症の原因になっていることが非常に多いと考えられています。
子宮筋腫や子宮内膜炎・子宮内膜症、黄体機能不全などによって起こる着床障害や、無月経や希発月経などの排卵障害による不妊症
も、その原因をたどると冷え性に行きあたります。
「あなたの手足は冷えていませんか?」
「お腹のあたりはどうですか?」
もし、あなたの体の冷えを取り除くことができれば、子宮はとてもあたたかくなり、
赤ちゃんの居心地のよい環境になることは間違いありません。
食べ物で冷え対策を!

毎日、あなたが食べたものがあなたの体を作ります。
そのため、体を冷やす食べ物からは極力手を引きましょう。
たとえばトマト・キュウリ・ナスなどの夏野菜や、甘いケーキやスナック菓子は体を冷やすと言われています。
また、氷の入った飲み物をしょっちゅう飲むのも控えましょう。
しかし、これらは「絶対に食べてはダメ!」というものではありません。
チョコレートも一粒ならあなたの心を癒してくれます。
あまり神経質にならずに「冷える食べ物は、できるだけ避ける傾向で」というスタンスで取り組んでくださいね。
服装と運動にも気を配ろう

ここを見せると女性らしいと言われている「首・手首・足首」ですが、不妊治療中にこの3ヶ所を外気にさらすのは考えもの
です。
特に大切なツボのある足首を冷やしてはいけません。
可能であれば、真夏以外はレッグウォーマーをすると、ずいぶんと温かく感じると思います。
また、ハードな運動をする必要はありません。
ひと駅歩くとか、寝る前のストレッチとか、軽い運動を習慣にしてしまいましょう。
ほんの少しでも筋肉を使ってみると、細胞や卵子にも栄養や酸素がいきわたりますし、
代謝があがります。
代謝があがると、体の熱を生み出す力が増えて冷えにくくなります。
あたたかな体を目指して、焦らずゆっくり取り組んでくださいね。