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みかんは昔から【日本人の美容と健康】を支えていた!?

冬は「コタツにみかんが欠かせない」という方も多いのではないでしょうか。
この果物の魅力は、実は味覚だけではありません。

冬の果物の王様とも言われているみかんが持つ、健康美容に効果的な成分をご紹介しましょう

みかんにはダイエット効果や覚醒作用が!?


みかんの内皮にはペクチンという成分が含まれています。
ペクチンは食物繊維の一種であり、コレステロールの吸収を抑制する作用があります。

また、みかんにクエン酸が含まれている点も注目です。


クエン酸は体の中に入った糖質を燃焼させるために必要な成分です。
みかんを食べてペクチンとクエン酸が働くことで、ダイエット効果が得られると言われています。

さらに、みかんには覚醒作用があります。
みかんの皮をむくと、柑橘類がもつさわやかな香りが広がりますよね。

このさわやかな香りが、リラックスしている時に出るα波を取り除くパワーがあります。
そのため眠気を解消することが出来ます。

みかんの健康効果とは?

みかんは美容面だけでなく健康面でも大いにそのパワーを発揮してくれます。
そのカギを握っているのが、みかん由来のポリフェノールであるヘスペリジンです。

ヘスペリジンは柑橘類に多く含まれており、昔から健康維持のために欠かせない栄養素として知られてきました。

そのため、みかんを食べると血管年齢が若くなる、便秘解消に効果的、気管支の筋肉を緩めることで
風邪に良い、糖尿病や高血圧、心臓病や痛風になりにくくなる、 などと言われています。

みかんは内皮やスジを取らずに食べよう!

「みかんを食べる時は、ついスジを取ってしまう」「内皮もキレイに取ってから食べたい」 という方も多いでしょう。

しかし、それではみかんの優れた成分を十分に摂り入れられません。
ペクチンはみかんの内皮に、ヘスペリジンはみかんの内皮スジに多く含まれています。

特にスジにはみかんの実の約300倍ものヘスペリジンが含まれていると言われています。
そのため缶詰のみかんでは内皮がむかれていますし糖分が多く含まれていので、美容効果や健康効果を期待して食べるのには不向きです。

もちろん、いくらみかんが健康や美容に良いといっても食べ過ぎには注意して下さいね。

日本人の健康と美容を支えてきたといっても過言ではない、みかん。
内皮やスジを取らずにみかんを食べ、この冬を健康に過ごしましょう!